茶殻の利用その2ー茶殻ご飯、玉子焼き

緑茶にはたくさんの栄養が含まれていますが、お茶としていただくと、水溶性の成分しか摂取できません。水溶性の成分には渋み成分であるカテキン、苦味成分のカフェイン、旨味と甘味のテアニン、ビタミンcや食物繊維などです。これの他に水不溶性成分としてβカロチンやクロロフィル、ビタミンE、コエンザイムQ10などは茶殻として捨てられてしまいます。水溶性成分は20-30%で水不要成分は70-80%となっておりますので、約7割の栄養を捨てていることになります。これは大変もったいないことです。(参考サイト

そこで丸ごと茶葉をいただくレシピをご紹介いたします。また、この他にもインターネットで「茶殻 レシピ」などで検索しますと、お茶処の静岡や京都のみなさんがたくさんのレシピを掲載してくださっていますので、とても参考になります。

脂溶性のビタミンE、ビタミンAをとるなら玉子焼きやチャーハン

茶殻玉子焼きのしゃしん
玉子焼きをつくる時、卵と一緒に茶殻を混ぜてしまって焼くだけです。ちょっと見た目が茶色くなるのですが、特にお茶の味がするというわけでもなく、美味しくいただけます。
また、チャーハンを作る時にご飯と茶殻を混ぜ合わせて炒めると綺麗な色の茶殻チャーハンができるようです。(参考サイト

もっと手軽に茶殻ご飯やおひたし

茶殻ご飯の写真

うちでは、ご飯を炊く時に茶殻を入れて炊きます。こちらも玉露でも普通煎茶でも美味しくいただけます。お米を研ぎ、水加減を通常通りにし、その上に茶殻をのせて炊飯器のスイッチをオンにするだけです。途中、炊飯器からお茶の良い匂いがしてきます。味はというと、お茶の味がガツンとするわけではなく、ほんのりするくらいで、カレーやなんかにしても全く気になりません。納豆をのせてよくいただいております。
また、玉露をよく飲まれる方はやっておられると思うのですが、2、3煎いただいた後、茶殻にお醤油をたらしてお浸しとしていただく、というのも手軽で定番のレシピです。 そのままでも美味しいお茶ですが、最後の最後まで美味しくいただくことができますので、いつもより良いランクのお茶にも手が出しやすくなりました。

お試しください。

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