役割を兼ねるものを使って、スッキリ暮らす

私はお茶が好きで、煎茶・抹茶ともよく飲みます。急須はこだわりがあって、硬い焼き物であること、急須内に金属の茶漉しがついていないことなどで選ぶと、萬古焼で注ぎ口の裏側だけに同じ素材で茶漉しがついている物になりました。しかし、この急須でお茶を煎れると茶漉し部分に茶殻が詰まってストレスを感じていました。これを洗うのに、ささら(竹でできたたわし)を買ったたので、最終的に物が増えてしまいました。。。


このささらで洗うようになって、少しマシになったのですが、焼き物の急須はめちゃくちゃ美味しいお茶がいれられる代わりに、「洗剤で洗わないこと、自然乾燥させること」など制約も多く手間に感じていました。

計量もできてお湯も覚ますことができるガラス製計量カップを購入

手間に感じながらも、お茶を美味しくいれることを考えておりました。そんな時、湯冷ましとして購入したガラス製の計量カップ(※湯冷ましとは、お茶をいれる際、適温にするためにいったん別の容器にいれる、この容器のことです。煎茶の適温は80℃ー60℃で、容器に移すたびに10℃ずつ下がります)が、急須に使えるのでは、と思い試すことにしました。

湯冷ましとしては、100点満点です。お抹茶の時にも煎茶の時にも利用しています。計量カップとしてはメモリが大雑把なので、70点くらいですが、お茶を入れるためだけの計量なので、問題ありません。急須としての譲れない点は、茶葉がブワッと広がること、お湯を注いだら蒸せることでした。その点、こちらは底も広いのでお湯を注ぐと良い感じに茶葉が膨らみます。蒸らしにはシリコンスチーマーの蓋を利用しています。(シリコンスチーマー自体は電子レンジがないので、利用しなくなりました)
湯冷ましとして利用中の計量カップ
急須でいれたい時は、湯冷ましとして利用しています。この急須は300cc入るので、300ccまでお湯をいれて使います。
急須として計量カップを利用します

これを急須として利用する時は、マグカップを湯冷ましに利用します。お湯をマグカップにいれておいて、茶葉を計量カップに入れ、マグカップからお湯を注ぐと80℃です。お湯を注いだら、シリコンスチーマーの蓋で蓋をして2分待ちます。湯呑みやカップに注ぐ時は茶漉しを利用します。注いだ後は、2煎目のためにカップ内の茶葉が蒸れないよう、蓋はしません。

その他の利用方法

この計量カップで、2、3煎お茶を飲んだ後は、茶葉がこのカップに残っていますがそのまま、ここに卵を割り入れ、かき混ぜて茶殻入り玉子焼きを作ることができます。その他このカップのレビューで拝見したのですが、袋ラーメンを鍋で作ったのち、これに入れて食べる方もいらっしゃるとか。パンケーキを作るのにこのカップに全ての材料を入れて作る方もいらっしゃるようです。電子レンジにもそのまま使えますので、計量カップというよりもちょっとした調理器具、食器として使えます。鰹節や昆布とお水を入れて、電子レンジで温めれば手軽にだしを取ることもできます。ガラス製なので、匂いも残りません。サイズが1000ml,500ml,250mlとありますので、用途に合わせてひとつおいておいても良いかもしれません。ただ、500mlだと最低ラインが100mlです。それ以下は計れません。

手持ちの物の数を減らすくふう

手持ちの物の数を減らすには、不便だけど持たない暮らしをするか、まるっとアウトソースするか、何通りもの使い方ができるものを揃えるか、の方法があります。そして、趣味の部分はできるだけ手間やストレスを感じないように、便利な物を利用して楽しく続けていきたいところです。その点でこの計量カップのおかげで楽しく楽に美味しく趣味を続けることができてよかったです。もし、趣味のために何かを買わなくてはと思ったら代替案を探してみてください。きっと素晴らしいアイデアが思いつくはずです。

残った茶殻の利用方法はこちら




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