サランラップ(食品ラップフィルム)を使わずに暮らすくふう

サランラップを使わない生活と書いてある画像です

食品ラップを生活からなくしました

環境のことを考えて脱プラスチック、とかいう高尚な考えとかではなく、単にサランラップが切れたけど、買いに行くのがめんどうで、使うのをやめたら案外大丈夫だったというお話です。なくなったまま、何度も買い忘れていたらけっこうどうにかなりました。今一度、サランラップ(食品用ラップフィルム)を使っていたシーンを思い出しながら考えてみました。

食品ラップの主な利用シーン

  • おにぎりを握る
  • 残り物のお皿の蓋代わりにする
  • 野菜を包む
  • サンドイッチを包む
  • 冷凍ご飯などをレンジでチンするときに使う
これくらいでしょうか。そういえば、電子レンジも捨てたのですが、サランラップはそれより前から切らしておりまして、その間どうしていたかというと、プラスチック容器(おかんがいうところのタッパー)にうつし変えてチンしていました。
おにぎりを握るのは握ってそのまま持ち運べるからだったのですが、今は出社の概念を断捨離したのでお弁当を持っていくことがありません。サンドイッチも持っていかなくて大丈夫です。
あとは、残り物のお皿の蓋代わりにしていたのですが、これもタッパーにうつしかえて冷蔵庫に入れるようにしましたので問題ありませんでした。1番の問題が野菜を包む利用方法です。たとえば使いかけのレモン、まるのまま買ってきたキャベツの断面などなどです。これって普通にラップ使うところなのですが、うちにはないので、キャベツや白菜などは1/4とかで買って来るようにしました。また、まるまま買った時は外葉から切って使って断面を作らない利用法に変えました。レモンは、正直3年に1回買うか買わないかなので、まだそういうシーンに出会っていません。なんとかなりそうな気がしますw。
*ごめんなさい、どうしてもサランラップって言ってしまいますが、食品ラップと思ってください。

食品ラップをめぐる環境問題

食品ラップの記事なので環境問題に関する情報を求めている方もいらっしゃるかもしれませんので、ちょっと調べてみました。

プラスチックによる海洋汚染

食品ラップを含むプラスチック製品の利用用途は主に「使い捨て」るためです。コンビニでも、家庭でも、だいたいプラスチック容器などは使い捨てのために利用されます。リサイクルされていると思うかもしれませんが、リサイクルされているのは全体のほぼ9%で、ほとんどは世界の海へ捨てられ、年間800万トン(重さにして、ジャンボジェット機5万機相当)が、新たに捨てられているとのことです。また、一度放出されたプラスチックごみは自然分解されず、数百年間以上もの間残り続けるそうです。レジ袋を減らしただけではどうにもなりそうにありませんね。
 ▼ 参考記事 ▼

人体への影響

最近、いろんなプラスチック製品に『BPAフリー』という文字が書いてあるのはみたことないでしょうか? まず、BPAとはなんなのかというのを調べてみました。
BPAはビスフェノールAという化学物質のことであり、プラスチックの一種であるポリカーボネート、エポキシ樹脂の原料として使用される。BPAは食器や容器などから飲食物に移行し、食事を通して人の体内に取り込まれることがある。
なにやらカタカナ語のものが体内に取り込まれているようです。これらのは女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持っていて、胎児や妊婦さんに影響が及びそう、だということです。
日本の食品衛生法の規格基準においては、ポリカーボネート製器具及び容器・包装からのビスフェノールAの溶出試験規格を2.5μg/ml(2.5ppm)以下と制限されていますが、フランスでは、BPAを含み、食品との直接接触が意図されているあらゆる梱包、コンテナまたは調理器具の製造、輸入、輸出、販売を禁止、アメリカのカリフォルニア州では、BPAを含む商品を提供する場合は、「明確かつ合理的な警告」を表示しなければならないとされています。国や地域ごとに基準が違うにしろ、ちょっと体によくないものというのはわかりますよね。他にも食品ラップにはノニルフェノール (NPs) というものが溶け出す商品もあります。こちらも人体に悪影響かも?ということが研究されています。
 ▼ 参考記事 ▼


代わりに何を使うか

どうしてもラップフィルム型の物が必要な時は蜜蝋ラップというのがエコラップとして流行っているようです。これは布に蜜蝋を染み込ませて食品などを包むときに利用し、水で洗えば何度でも使えるものだそうです。ただ、ロウなので、レンジに入れると溶け出すと思いますw


また、フィルム型でなくても大丈夫という時は、家にあるタッパー(こちらもプラ製品なので環境ホルモンに注意です。)や、ガラスの器、紙袋、布袋などを利用すると良いと思います。例えば、お弁当にサンドイッチを持っていく方などは紙袋や布袋を利用してみてはいかがでしょうか。おにぎりを持っていかなければならない時は、握らずにガラス容器のお弁当に入れていくのはどうでしょう。
こういうアイデアを考えるのも楽しいですね!
わたしはサンドイッチはこういう紙袋を使っていました。ちょっとおしゃれに見えていいですよ。

サンドイッチバッグの写真

環境のことや体への影響などを考えたらちょっと難しい感じがありますが、おしゃれにしたい、かわいくしたい、という動機なら楽しめそうですね。

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