カラッと天気がいい日は、本の虫干しをする

今日はカラッとした天気だったので、本を虫干ししました。
中古で買う本が多いので、届いたらお手入れ必須です。もし、購入した本にカビが生えていた場合、今ある本と同じ場所にそのまま置いておくと、カビ菌が飛んで行ったりしてしまわないように、ちょっと手間ですが、やっておくと気持ちがいいです。

本の陰干し方法

国立国会図書館や、古書店のサイトに詳しい虫干しや手入れの方法があるので、そちらを参考にしながら本の程度によってお手入れをしていきます。

必要なもの

  • マスク
  • メガネ
  • 古新聞
  • 布手袋(あると便利)
  • 筆や刷毛(ない人は柔らかいティッシュや柔らかい布など)
* わたしはクイックルワイパーのシートやウエットティッシュなどは、化学洗剤が入っていたりして、本によくないので使いませんが、使っている方もいます。また、無水エタノールやアルコールなどは使用しても良いようです。

方法

新聞紙の上に古本が乗っています
  1. 届いた本を新聞紙の上に広げる
  2. 本の小口(上部)、前小口(開き口)、下部を刷毛や乾いた布なんかで拭いて、ホコリを落とす
  3. カバーを拭く(アルコールウエットティッシュで拭く方もいらっしゃいますが、わたしは乾拭きします)
  4. 箱がある場合は箱の外側、内側も拭く(アルコールウエットティッシュで拭く方もいらっしゃいますが、わたしは乾拭きします)
  5. 外で、本を下向きにして、ばさばさページをめくります
  6. 数ページごとに広げて置いておく。時間が経ったら違うページを広げます
  7. 細かい人は、全ページ拭きながらめくり、数ページごとに数分置いて、また繰り返して、、、とします。わたしはこれを2日かけて3回通り行いました。
  8. 家の中の風通しが良い日陰に本を立てて置いておきます
新聞紙の上に広げた本があります
数ページめくっては、しばらく置き、また数ページめくる

注意点

  • 先ほども書きましたが、化学雑巾は使いません。
  • 湿気が大敵なので雨の日やジメジメした梅雨時期はやりません。
  • 1日の中でも、10時から15時くらいまでで作業を終わらせるようにします。(布団を干せる時間と同じですね!)
  • この作業は半年に1回か1年に1回くらいするとカビやホコリによるシミを防ぐことができます。

掃除後の保管方法

  • 箱付きの本は、箱に入れて本棚に置きます。これは本の口部分にホコリがつかなくてとても良いです。
  • 本は本棚に入れるものと、たまに出す本とを分けておくと良いです。わたしはいつもみる本、未読のものは本棚に置いておき、たまに出す資料の本は茶箱に入れてカメラ用の乾燥剤や除湿剤を入れています。プラスチックの衣装ケースなどの密閉できるものでもよいらしいですが、どちらにせよ乾燥剤は入れておいた方がよさそうです。箱の中に新聞紙を敷いたり、保管にダンボールの箱を使うのは湿気がたまるので、おすすめできません。
  • 1年に一回、虫干しします。また、天気がいい日は、保存ケースの蓋を開けています。
  • 虫干しは、カラッとした秋10月や11月がふさわしいとされています。

なんか桐の箱も良さそう!

シミがつく理由

本にシミがつくのは、本にホコリがたまり、そこに湿度も加わってシミになったり、いろんな小さな虫のフンだったり、カビが原因だったりすることが多いようです。なので、まず、ホコリとチリを取り除き、ホコリがつかないようにすることが第一なのと、湿気を取り除き、虫がつかないようにすることが大切です。

とはいえ、とてもめんどくさいから本は最小限に

この作業をやっている最中は、「あれ、わたし丁寧に暮らしてる。いけてる」とか思うんですが、何冊もやるとなるとしんどい。。というわけで本は、本の箱におさまる量しか持たないこと、読んで保存しておく要素がないものは次の方へ譲ること、とってもとっても貴重な本は絶対もたない。と決めています。本当は全部裁断して電子で持ちたいくらいですが、それもけっこうお金がかかるんですよね。。。

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