ストック野菜で家庭で作る料理のハードルを下げる

日本の家庭料理はハードルが高いのではないか

突然ですが、日本って料理のハードル超高くないですか?
たとえば、イギリスだとランチはサンドイッチ(コンビニにある様な三角のパック)とクリスプス(ポテトチップスのこと)だし、フランスだって毎日の夜ご飯はワインと焼いただけの肉とサラダ、とかワインとサラダとチーズとパンだったりします。マレーシアとかは屋台で済ませちゃったりするし、日本みたいに凝った料理をしかも毎日作っている様な国、そんなに知らないな。いったい、なんの修行ですか。
上にあげた以外の国はあんまり知らないけども、日本ってメニューに名前がつきだしてから面倒になったのかなとか思っています。たとえば、野菜を茹でただけ、野菜を焼いただけ、肉を焼いてソースつけただけ、それだけでも美味しいのに、これらには名前がついていないです。肉を細かく刻んでこねくり回し、焼いた玉ねぎを混ぜて丸めて焼いたりしないといけないとハンバーグって言えないの、絶対だるい。美味しいけど。「お母さん今日のごはん何?」「野菜焼いたやつよ」でええやん、と思いますが、「グラタンよ」「ハンバーグよ」って言わないと、それ何?ってなりますよね。でもその名前がついている料理、めんどいやつじゃないですか。
あと、カレーですが、カレーって全然手抜きじゃないですよね。野菜の皮を剥いて、切って、焼いた後煮込むって、そんなことしてる間に焼いた料理と煮込んだ料理の2種類の物ができるし。

ところで、わたしは毎月野菜の宅配を頼んでいます

毎月、決まった農家さんから野菜ボックスが届くのですが、野菜ボックスの野菜の種類は、農家さんにお任せなのでスーパーで買うのと違って、普段なら選ばない野菜、食べたことのない野菜が入っていたりします。これがとっても楽しい。いつも買う野菜ってだいたい玉ねぎ、にんじん、じゃがいもみたいな物が多いのですが、大根の菜の花とか、ズッキーニ、聞いたことのない名前の葉っぱなどなどが送られてくるのです。
ここの農家さんは、完全露地栽培(ハウスを使わない)で、かつ促成栽培はしない(肥料を使わない)ので入っている野菜は、その季節にできるお野菜だけです。このボックスを開けて季節を感じることができます。例えば冬にトマトは入らないし、夏に大根は入りません。それが自然なことだと思うし、冬の終わりかけになって「そろそろナスが恋しくなってきたな」と感じるのがいいなって自分で思います。

まとめてドバッと野菜が届くので、作り置きの一歩手前のような処理をします

さて、この野菜ボックスですが、だいたい1週間くらいでなくなるのですが、そのまま冷蔵庫に入れておくよりもおすすめの保存方法があります。
今は冷蔵庫が家にあるのですが、去年の夏などは冷蔵庫がいい仕事をしていなかったので、この処理が必要でした。現在は保存はできるけど、時間が経ってもおいしくいただくために、届いたらすぐにこの処理をしています。あと、一時期は毎週青山ファーマーズマーケットで肩が抜けるくらいの量の野菜を買っていたので、それらもまとめて保存処理します。
たとえば、
  • きゅうりは輪切りか千切りにして塩もみしてタッパーに入れておく。(この塩もみはにんじんやキャベツも同様にできます。)
  • ラディッシュや大根類、玉ねぎは甘酢漬けに。
  • インゲン豆やその他の豆類、ブロッコリーは茹でてカットしてタッパーに入れておく。
  • ズッキーニはオリーブオイルで焼いてタッパーに。
  • カボチャ、芋類はそのまま冷暗所に置いておくと糖度が増しておいしくなるので、そのまま置いておきます。
タッパーに下処理下野菜が入っています
これがこの前来た野菜類の下処理の様子です。

これをどう使うか、超簡単な例

これを今なら冷蔵庫に入れておいて、お弁当を作るときに少しずつ使ったり、お弁当じゃない人は晩ご飯にちょいっと乗っけて出してしまうといいと思います。
例えば、きゅうりの塩揉みは、少しここから出して、きゅうりの塩揉みと貝ひもにごま油を混ぜただけでちょっとしたお惣菜になります。インゲンはたとえば肉じゃがを作るときにそこから出してぽいっと入れたり、胡麻和えにしたり、そのまま切って付け合わせにしたり、お味噌汁の具にしたりできるので便利です。
ワンプレートにして、メインが必要なご家庭は何かメイン一つをつくればあとはご飯と、この下処理のみしたお野菜たちがあればなんとか形になります。
写真はある日の朝ごはん(目玉焼きは失敗の巻)
朝ごはんの写真です
こんな感じで、ドーンと葉っぱ、焼いておいてあったズッキーニ、漬けておいてあった玉ねぎだけでなんとかなるものですな。

結局何が言いたかったかというと、、、

何が言いたかったかというと、ハンバーグとかカレーとかグラタンとかは確かに立派だけど、週に1回とかあとは外食ですませるとかにして、家庭での料理のハードルをもっと下げてみてはどうかなって思うのです。お子さんがいるご家庭はなかなか難しいと思うのですが、危険じゃなければ一緒に下処理作り置きをしてもいいのではないかなって思うのです。
ぜひとも家事のハードルは下げに下げて、楽しく暮らしていきたいものですね!

▼ 野菜の宅配は本当に便利で、スーパーで買うよりも断然新鮮です。
 
 
 
 
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