これだけ暑いと、もう、本当に火を使いたくないですよね。
それどころか、包丁も使いたくないです。(これはいつものこと)というわけで、私を助けてくれる手が抜ける野菜ランキングを作ってみました。
調理の手間とは?
調理という言葉には煮る、蒸す、焼く、などが入りますが、わたしは、切る、和えるも調理だと思っています。というか調理ですよね。これをいかに最低限にして食べられるものに変えられるかということを日々考えています。これを手間が少ない順にランキングしてみました。もう、今日の夜からは面倒なことを考えずにこのお野菜で夕食済ませちゃいましょ!
*一応旬の季節もカッコ内に入れておきますね。わからないものや地域によって通年のものはカッコなしです。
*一緒に食事をとるご家族がいるとちょっと難しいかも? ひとり暮らしの人や旦那さんにご飯を作らなくてもいいご家庭はお試しください!
*きのこ類は嫌いなのでよく知りませんw
1.最高ランク(洗うだけで美味しいもの)
最高ランクは、さっと洗うだけで食べられるものです。そもそもほとんどの野菜は火を通さずに食べても美味しいのですが、大きかったら切った方が食べやすいし、火を通すことで甘味が増したりするものもあるので、ここでは丸かじりしておいしいものを集めました。
疲労度マックスの時はこれとコンビニのおにぎりとかで済ませてしまっていいとおもいます。さすがに1ヶ月ずっとこれだと栄養が偏りますが、2、3日だと許容範囲でしょ。お好みで塩やマヨネーズなどの調味料をお使いください。そのままでも美味しいけど。
- きゅうり(夏)
- トマト(夏)
- セロリ(春)
- かぶ(冬)
- ラディッシュ(冬)
- 苺(春)
2.包丁なし、手で皮が剥けるか手でちぎっただけで生でも美味しいもの
包丁を使うのって結構面倒ですよね。いや、包丁を使うのではなく洗い物がね。そこで、手で皮が剥ける(バナナとかみかんってなんて優秀なんだ! と思います。)とか、手でちぎっただけで、火を通さずとも美味しくいただけるお野菜を集めました。葉っぱ類は基本生で美味しいですが、アクが強いものや堅いものは湯がいた方が美味しくいただけます。こちらもお好みでドレッシングなどをお使いください。
- レタス
- 春菊(冬)
- とうもろこし(夏)
- しそ(夏)
- 水菜(冬)
- サラダ菜
- ハーブ類
- というか葉っぱの野菜全般(だいたい冬から春にかけて)
- スプラウト類
- みかん(冬)
- 桃(夏)
- ブドウ(夏〜秋)
- バナナ(夏)
3.包丁で切るだけで、生でも美味しいもの(皮はむかない)
やっと包丁が出てきました。包丁で切るという文化的な調理をして美味しくなるものは上にあげたものも入ります。それ以外のものはこちらです。
また、切る前に下処理が必要なものもここに入れちゃいますが、火を使わないだけマシってことで、、、。
- パプリカ(夏)*これ料理の鉄人で鹿賀丈史さんが丸かじりしてたから丸かじりもいけるやろうけど、種がうっとおしいからね。でも種も美味しくいただけます。パプリカもピーマンも。
- ピーマン(夏)*丸かじりでもいいけど、種を取る作業がなあ。
- ズッキーニ(夏)
- キャベツ(春)
- オクラ(夏)*塩で擦る作業必須。塩でとげとげを取っちゃえば包丁で切らずとも丸かじりで美味しい。
- インゲン豆、エンドウ豆などの鞘も食べられる豆類(夏)*筋を取る作業が必須。包丁で切らなくてもいいけど、筋を取る作業は包丁を出す作業に匹敵する。生で美味しい。
- ミョウガ(夏)
- ケール(春)
- スイスチャード(春)
- ルッコラ(春)
- エシャロット(春)
- モロヘイヤ(春)
- 白菜(冬)
- スイカ(夏)*皮をむかなくてもいいって言っても、スイカ切るの面倒すぎでしょ
- メロン(夏)
- りんご(秋)
- 梨(秋)
____________________許容範囲ここまでだな___________________
もう、これ以上のことは専属のシェフにお願いしたいところですし、上のものだけでも立派なおかずになりますが、もう少し掘り下げてみることにしましょうか。
4.刃物で皮を剥いて、包丁で切るだけで美味しいもの(火は通さない)
とうとう、皮まで剥くというところまでやってきました。こう見てみるとわかると思うのですが、皮を剥くっていう行為は調理の中でもだいぶん手間な部類ですよ。毎日何気なく行っているお母さま方、ご苦労様です!
ほんと、「カレーって簡単でしょ」って言ってるやつら、皮をむいてない上に切ってない野菜を入れたカレー食わせるぞ。その後、炒めて煮込んで、カレーのルーを入れてまだ煮込むんだぞ、どんだけ手間かかってるんや。
- 大根(冬)
- ビーツ(冬?)
- にんじん(冬〜春)
- レンコン(春)
- 柿(秋)
- キウイ(夏?)
ここらへんは根菜が多めですね。ということは土の中に植っているものは、皮が固めっていうことでしょうか。私クラスになるとにんじんは皮をむかずにそのままカットもしくはまるかじりもOKですが、一般的な人はこういうかんじでしょうか。
5.とうとう火を使う事になる。。。湯がいて美味しいもの(レンジでもOK)
上に上がったものは、火を通しても美味しくなるものが多いですが、火を通さないと食べられないものを以下にあげます。ここまできたらもうアレです。ここまできたらレストランレベル。皮を剥いて、カットして茹でるかレンチンで食べましょうね。
- じゃがいも(夏?)
- さつまいも(秋)
- かぼちゃ(夏)
- ナス(夏)オーブンで焼いても○
- ししとう(夏)
- アマランサス(春)
- ほうれん草(春)*生でも食べられるけど、シュウ酸が怖いので茹でこぼしてからいただきましょ
- 青梗菜(春)
- 小松菜(春)
- もやし
- アスパラガス(冬?)
- ブロッコリー(春)
- サトイモ(秋)
茹でるとお鍋とざるの洗い物が出るし、栄養も流れでそうなので、電子レンジがある方は連日買っちゃいましょうね。
6.炒めて美味しい野菜と、前の日からの準備が必要な野菜など、最上級にめんどくさい野菜
もう、ここまできたら、炒めないと食べられない野菜ってそんなにないのですが、例えば生でも食べられる玉ねぎは炒めることで甘くなりますし、ラッキョウは漬けると美味しくなります。梅もそのままではあまり食べませんね。山菜なんかも下処理することで美味しくいただけたりします。豆類は前の日から一晩浸水させてから調理します。
*余談ですが料理の本の「一晩」はだいたい6時間を想定してあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。もし、とっても疲れていてそれでも何かを作らないといけない立場の方は、こちらを参考に(なるかどうかわかりませんがw)思いっきり手を抜いてください。野菜なんて、サラダを作らずともきゅうり一本食べたらいいし、この季節だとベランダでトマトのまるかじりしたら楽しいし美味しいですよ! それでも罪悪感がある時は食べやすい大きさに切って、ちょっと綺麗なお皿に並べれば大丈夫。文句言う奴がいたら口にきゅうりツッコンどけばいいですね!


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