素材と調味料を厳選すれば料理はそんなにがんばらなくても美味しくなる

 

こんにちは!

毎日暑いので、料理するのもなるべく火を使わずに済ませたいですよね。

その甲斐あってかどうか、うちではガス使用量がだいぶん減りまして、今月の使用量はなんと6立方メートルでした、、、。いいのかわるいのか。

それでも夏は生きているだけで体力を削られるので、きちんと食べたいところです。

最近のうちの食卓はなるべく火を使わないで、時間がおいしくしてくれるもので溢れています。例えばピクルスなどのマリネや切り干し大根などの乾物を和えただけのものなどです。

手を抜いても美味しいものを食べるにはいくつかポイントがあるので、ご紹介したいと思います。

手抜きでも美味しい料理にするためのポイント

1.素材をいいものにする

これって、少し前にも書いたかと思うのですが、なにも「すべてをオーガニックにする!」みたいなことではありません。そんなことしていたらお金がいくらあってもたりないですからね! いいもの、というのは高価なものというわけではないのです。

野菜はできるだけスーパーではなく農産市や道の駅などで購入する

これがなぜかというと、生産者から食卓までの距離が短いと美味しいからです。スーパーなどの卸売を介した野菜は熟す前に収穫するので、味がイマイチなのですが、さっきまで樹上にいた完熟トマトは、冷やして切るだけで美味しいのです。
素材だけで美味しい野菜は、調理の手間も省けます。茹でるだけ、焼くだけ、切るだけ、なんなら切らずに冷やすだけでも美味しい。これを無農薬野菜にするとさらに手間が減ります。ジャガイモやにんじんは泥だけをたわしで擦って落とし、皮ごと調理できるからです。ゴミも減って一石二鳥。

買った野菜をすぐに食べない時は下処理をしておく

すぐに食べた方がいいもので、すぐに食べられるものはすぐに食べます。(当たり前かw)しかし、すぐには食べられないものは下処理をしてから保存しておきます。例えばもう終わりかけですが、枝豆は鮮度が命ですので、買ってすぐに硬めに湯がいて冷蔵します。オクラやナッパ類もそうですね。あとは切って塩もみをしておくといいのがにんじん、きゅうりあたりです。ナスやズッキーニはすぐに処理しなくてもよいのですが、焼いて置いておくと便利です。あとは、干し野菜にしておくのもいいですね!

旬の野菜を買う

これは野菜だけではないですが、旬のものが一番美味しいですし、栄養価があります。わたしは旬じゃないものはほぼ食べません。冬にトマトは食べませんし、夏に白菜も食べません。ハウスのものは生産コストもかかりますし、環境負担も大きいです。あと、美味しくないです。でも、例えば苺の旬の時に収穫したものを冷凍して売っているものなどは買います。
もし、作りたいもののレシピの材料の中に旬じゃない素材が入っていたら、その時旬のお野菜に変更して作ってみると美味しくなるかもしれませんね! 

2.調味料を少しだけいいものにする

調味料、普段なにげなく選んでる方はちょっと変更するだけで驚くほど美味しくなると思います。こちらも高いものを選べばいいかといえばそういうわけでもありません。
ポイントとしては、
  • 昔ながらの製法で作られているもの
  • 昔ながらの素材で作られているもの
  • 歴史のあるもの
が、だいたい美味しいです。昔ながらの製法で作られているものは作るのに時間も手間もかかるので、通常のものよりも少しだけ値が張るのですが、それでも調味料ってちょっとだけしか使わないのでそんなに高くなりません。あと、余計なものを入れなくて良い分もしかするとコストが下がるかもしれませんね。

たとえば味噌

これはスーパーの棚にあるダシ入り味噌よりも、時間が経つとパッケージが膨らむ味噌が断然美味しいです。味噌は発酵食品ですので膨らむのが普通です。(パッケージに工夫がしてあって膨らまないようなものもあります!)素材でも見分けがつきますが、大豆、米or麦、塩以外のもの、例えばアルコール、アミノ酸、香料が入っているものは味噌もどきで、味噌ではありません。ほんものの味噌はダシを入れなくても美味しいので、もしかするとコスト的には、味噌もどき+ほんだしと同等かそれよりもコストダウンできるかもしれませんね!
昭和の初めまでは、お味噌自体が美味しかったので、(料理屋さんは別として一般家庭では)味噌だけで味噌汁を作っていたようです。(1990年「料理名由来考」志の島忠+浪川寛治,三一書房)

みりんやお酢、醤油など

みりんも「みりん風」ではなく、きちんとしたみりんを選ぶと煮物の味がだいぶん違います。本当のみりんは素材が「もち米、米こうじ、米焼酎(または醸造アルコールなど)」だけです。ここに「アミノ酸」などが入っているのは昔ながらの作り方ではありません。
うちが使っているのは、九重桜というところのものですが、アマゾンには他にもおいしいものがありますので、いろいろためしてみるといいですね!


細かくいうと、みりんに使われているお米がどうやって作られているかを調べて買ったりする人もいるようですが、私は面倒なので、使ってみて美味しかったものをリピートしています。

このように、お酢や醤油も「本来はどのように作られるものか」を考えながら選んでいくと、美味しい調味料に出会うことができます。よく「酢の物が苦手」という方がいらっしゃるのですが、本当に美味しいお酢で作った酢の物はツンとした酸っぱさがなく、まろやかなので、「これなら食べられる」と言っています。
塩と砂糖も同じです。美味しい塩、ミネラルたっぷりのものを選べば、それだけで味が決まります。

まとめ

食材も調味料も少し考えて選ぶだけで格段に味が変わります。そして、よい素材を使うと原始的な調理方法で美味しく食べられるので手抜きにはぴったりです。
お試しください。


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