新聞紙のポテンシャルが高くて驚いた話

先日から虫干ししたりしていた本ですが、なんとなくカビの匂いがしたので、本のカビ臭をとる方法を調べてみました。すると、本のカビ臭を取るだけでなく、あらゆることに使えるということがわかって、素晴らしかったので、シェアしたいと思います。
あと、うちは新聞をとっていないんですが、この作業のために何日かかけていろんな新聞を読んだのですが、面白かった!
新聞、面白い!

新聞紙で本の臭いを取る

まずは、せっかく本のカビ臭をとったので、こちらの方法を書いておきます。新聞紙の他に、重曹、脱臭剤、コーヒーかすを使う方法がありましたが、とりあえず最強なのが新聞紙なのでしょっぱなから新聞紙を装備して、取り掛かりました。わたしは鼻につんとくるカビ臭でしたが、他にも中古で買った本のたばこ臭や古本独特の臭いなどにも効くようです。
ベランダで本に新聞紙を挟んでいたら遊びに来た猫ちゃん
ベランダで本に新聞紙を挟んでいたら遊びに来た猫ちゃん

新聞紙で本の脱臭手順

装備

  • メガネ
  • マスク
  • 軍手(滑り止めがついた軍手だとページがめくりやすい)
  • *レジャーシート
  • *マステ
  • 本が入るポリ袋
*の印はなくても大丈夫だし、他のもので代用可能です。

手順

  1. 前準備 できるだけ新しい新聞紙を、大きいままのものを2枚残して、他は本の大きさくらいに切って揃えておく
  2. 前準備 切りそろえる新聞紙はだいたい(本のページ×1/5)枚と、余分を少し
  3. (もし、小口(上部)、前小口(開き口)、下部などが汚れていて気になったら)やすりがけをする。細かい番目のやすりで丁寧に。*雑にやったら小口に線が入ってしまいましたw 気にしない
  4. 天気の良い日に外にレジャーシートを敷いて本を広げます。なんらかの重りがあればそれも持ってベランダに出る。(これだけで少し楽しい)
  5. レジャーシートの上に本を広げて、軍手の滑り止めを上手く使いながら5ページごとに1枚ずつ新聞紙を挟み込んでいく。この時、より匂いがきついページは毎ページ挟んだ。特にカラーページの良い紙を使っているページが臭い気がした。
  6. 全て挟み込んだら、大きいままの新聞紙でくるりと包み、マステで止めちゃう
  7. 何冊かあれば1-6の手順で包んだものをまとめてポリ袋に入れ口をぎゅっと縛る。
  8. 5日くらいおいて、匂いを嗅いでみて匂いがなくなるまで2、3回繰り返す。(わたしは現在2回目をやってて、2回目は7日間おいてみる予定です。)
匂いが取れたあとは、前回の記事の要領で保管します。カビを寄せ付けない様に!

せっかくなので、他の方法も、、、

重曹、コーヒーやお茶のかす、脱臭剤どれも共通です。
本が開く様に立てて、ストッキングやお茶パックなどに入れた重曹や乾かしたお茶のかす、乾かしたコーヒーかすとともにビニール袋に入れて、口を閉めておいておく。こちらも2、3日で開けてみると匂いが取れるようですが、新聞の脱臭効果には及ばないそうです。脱臭剤は置き型ファブリーズ(無香料)のようなものを用意して同じように密閉するだけ。こちらは効きそうですが、どうなんでしょうね?

新聞紙の脱臭効果は、いかに?

本と新聞紙を密閉して5日目に開けてみたのですが、ほぼ匂いはなくなっていました。しかしカラーページがちょっと気になっているので、仕上げの意味も込めて2回目の脱臭挑戦中です。12日に開ける予定なのでとっても楽しみ! この本は、800ページ以上ある本で、新聞紙を挟むのにも一苦労でした。しかし、今はもう販売しておらず、また、なかなか古本市場にも出てこない本で、ずっと探していてせっかく縁があって、うちに来た物なので、自分でできる限りのことはして使いたいです。臭い、取れていますように。。。

その他、新聞紙の使い方

新聞って、最近読んでなかったのですが、面白くてびっくりしました。日曜日版はクロスワードパズルも載っていたので遊びました。そんな新聞紙ですが、たくさん用途があるのに、捨てちゃうのはもったいないですね。例を挙げてみました。
  • 生ゴミ捨てに使う 新聞の脱臭効果と紙の水分を吸収する効果を利用して、生ゴミを新聞紙に包んでゴミ箱に入れておくと夏でも匂いが出ません。ゴミの日までおいていても安心!
  • 体を保温できる これは祖母が言っていたのですが、震災時など物がない時に寒さをしのぎたい時は、新聞紙を背中に入れるとあったかいとのことですw なかなか使うことなさそう。けど、登山とかで使えるかも?
  • 除湿機能 タンスや下駄箱の下に敷いて、除湿に使います。またうちでは、登山靴やシーズンオフの靴の中に入れています。これらは3ヶ月に1度交換することでより除湿効果があがります。交換した新聞紙は日光に当てておくと再利用できるそうですが、私は生ゴミを包んで捨ててしまっています。
  • 野菜の保存につかう うちには野菜が大量に届くのですが、芋類とかぼちゃ、大根は新聞紙に包んで常温でおいております。また、葉っぱものを冷蔵庫に入れる時は温度が下がりすぎないように、野菜を新聞紙で包んでから冷蔵庫に入れるとよいです。
  • 鍋についたカレーを拭き取る カレーがスポンジにつくのが嫌なので、先に新聞紙でとってからスポンジで洗う。
  • お掃除に使う 有名なのが窓拭きですよね。水で濡らした新聞紙をクシャクシャにして、窓や鏡を拭いて、仕上げに乾いた新聞紙で乾拭きする。
  • 畳掃除に使う 水につけてかたくしぼった新聞紙を細かくちぎって畳の上にまいてからほうきで掃く。この時畳の目に沿って細かくシャッシャっと。
  • 玄関掃除に使う 水につけてかたくしぼった新聞紙を細かくちぎって玄関の土間部分にばら撒きます。そのあと、ほうきで新聞紙を掃くようにすると、ゴミが舞い上がりません。
  • 網戸の掃除に使う 濡らした新聞紙を、網戸の表裏に貼り付けて、そのまま乾くまで放置。取り外すと汚れが新聞紙にくっついて綺麗になる。
読んでも面白いし、読んだ後も有効活用できて良いですよね! 
お試しください! 

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