日用品と防災用品を兼ねているので、保管方法を少し工夫した話

最近、東京でも揺れることが多く、また九州や長野では大雨の被害があったことで避難用具を見直すことにしました。
今までも災害用の道具と山用品を兼ねたり、防災食を日常的に食べて賞味期限切れをなくしたりと工夫していたのですが、ちょっと納得が行かない状態でした。

納得いかない理由としては

場所がバラバラしていて、とっさの有事にすべて持ち出せるか心配
防災用品のために物を増やしたくない（つまり、防災用品のみにしか使えないものは置きたくない）

と、こんな感じです。これを解決するために、ほんのちょっとだけ変更しました。

＊防災用品のリストに関しては、ご家庭ごとに違うと思いますので、そちらをチェックして、しっかりと準備してくださいね！

余っているエコバッグを利用する

持ち出し用のリュックについて

まず、持ち出し用のリュックですが、防災用のリュックを特別に用意するのはものが増えるし、収納のための場所が必要になるので嫌です。またああいうものは機能が劣っているし、あんなダサい物を家に置くのは嫌ので、普段使っている登山用のリュックを使うことにしています。登山用の方が機能的にも断然良いですし、使い慣れています。これを避難用としても使うことで、置き場所問題、ものが増える問題も解決です。

このリュックは登山にも普段の買い物にも利用しますので、いつもは空にしておいて、登山や買い物、避難時に中身を入れるという使い方が理にかなっています。

ですが、常に避難用品を入れておくわけにはいかないので、場所がバラバラして持ち出す時にもたついてしまうのではないか、と心配です。

＊わたしのザックはザックカバーなしでも防水できるものですが、こういった感じで、中が濡れないバッグ（ドライバッグ）で背負えるものがあると台風の避難時も安心ではないでしょうか？

使っていないエコバッグに入れてから収納することにした

なぜか最近エコバッグをいろんな所でもらう様になって、使わないエコバッグがとっても増えてきました。そこで、あまっているエコバッグも有効活用できる様に、非常食持ち出しのためにエコバッグを活用することにしました。うちでは非常食と日常的に使うストック食品を兼ねているのですが、とっさの時に取り出しやすい様、使っていないエコバッグに入れてからストック置き場におく様にしました。

防災食と兼ねているレトルト食品や缶詰は、日常使うストック食品置き場に置いています。うちのストック置き場はボックス型ですので、上が開いているエコバッグは、日常でも災害時でも、今まで通りストレスなしで取り出すことができます。災害時はこのエコバッグのままリュックに入れて持ち出すだけです。

水は重たいので、三本ずつエコバッグに入れました。これを二人で手分けして持つようにします。

山道具を災害用の持ち出し品と兼ねる

登山にいく人は、常に衣食住を担いでいるわけですから、それだけで生活ができます。そこで、わたしは、避難用品を別途揃えずに山道具と兼ねています。

山道具の中で災害用品と兼ねているものは以下の通りです

救急セット
コッフェルとバーナー
固形燃料とマッチ
ヘッドライト
アルファ化米のおいしいやつ
食器とカトラリーとちょっとしたナイフ
エマージェンシーシート
歯ブラシなどの衛生用品

です。これを山道具入れのコンテナに入れていたのですが、上記の兼ねるものは、同じく大きなエコバッグに入れてからコンテナに収納しました。山に行く時はこのコンテナの中のエコバッグから必要な物を取り出して持っていく、有事の際はエコバッグごとリュックにボンっと入れて持って出ることが可能になりました。

また、山道具を収納しているコンテナは人が上に乗れるくらい丈夫なもので、家が倒壊しても（たぶん）コンテナの中のものは取り出すことができます。

▼　私が使っているのはこれです。

玄関にリストを貼って持ち出し忘れを防ぐ

さて、こういう感じでバラバラと持ち出しグッズが散らばっていると、持ち出し忘れが気になります。玄関にリストを作って貼り出しておくと良いと思います。

あとはご家族で担当を決めておくとよいですね！

避難セットを用意したら、少し安心した

いざ、避難する段階になったら絶対慌ててしまうと思うのですが、少し準備しただけで、少し安心しました。「憂いなし！」とまではいきませんが、準備することは大切ですね。

それにしても、エコバッグあんなにたくさん配っているのだけど、本当にエコなのかな。。。という心配もあったのですが、役割を与えてあげることでこちらも少し気が楽になりました。

楽しい暮らしのくふう

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